初心者が思うデニムの魅力
デニム好きになり始めたデニム初心者が思うデニムの魅力を紹介したいと思う。
そもそもデニムとは
デニムとは、インディゴ染めの縦糸と白い横糸で綾織りで織られた生地のことを指す。綿と呼ばれるもの。
その生地であるデニムを主に用いて作られ、リベットで補強したパンツのことをジーンズと言う。その丈夫さからワークウェアとして使われ始めた。
魅力①歴史
19世紀半ばのアメリカ・カリフォルニアでのゴールドラッシュ。
(ゴールドラッシュとは、新しく金が発見された地へ、金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到すること。(Wikipedia))
その時必要とされたのがワークウェア。
そこで織物の卸売業を営んでいたリーバイ・ストラウスとテーラーを営んでいたヤコブ・デイビスが、ジーンズの原型であるデニム生地をリベットで補強したワークパンツを誕生させた。(後に現在のLevisとなる)
そこからカウボーイに人気となり、次第にファッションとして一般化されていった。
ワークパンツから現代のファッションとして履かれているジーンズになるまでにもたくさんの歴史がある。年代ごとに時代背景を取り入れ変化しており、年代によってシルエットやディティールが異なっている。大戦モデルとか聞いたことがあるかもしれない。
魅力②経年変化
現代のストレッチが効いているジーンズでは経年変化することはないが(洗濯によって多少伸び縮みするかもしれないが、、)綿100%で作られているジーンズは履いていくごとに変化していき、ジーンズを育てることができる。
履く回数や洗濯の頻度によって、シワの入り方や色の落ち方など持ち主が作り上げた世界でたった1本のジーンズとなる。
ヴィンテージのものであれば、カッコよくなっているジーンズはたくさんあり、当時の生地・工場ならではの魅力というのもある。ジーンズの歴史を知れば知るほどヴィンテージの良さがわかってくるのだろうが、まだ初心者の私には自分で育てることのほうが魅力的に感じている。
1本目に購入したジーンズ
ちゃんとしたいいジーンズが欲しいと思い、最初に購入したのが、ジャパンブルージーンズのサークルシリーズ。岡山県の倉敷の会社のジーンズで、なんとなく選んだ。年代のモデルやブランドを全然知らなかったので、シルエットで選べて、履きやすいものがいいなと探し、このサークルシリーズを購入することとなった。
購入して9ヶ月弱。平日はサラリーマンなので、多くても週2日しか履くことができない生活を送っているが(履かない週も普通にある)、まだまだだけど順調に育ってきた感はあるものになってきた。1本しかないジーンズを履き続けていると、これを履き続けてもっと育てていきたいという思いの他に違うシルエットのジーンズも育てたいという思いが強くなってきていて、そろそろ2本目何を購入するか検討している。
最後に
様々なブランドから色々な値段で販売されているジーンズ。選ぶのが大変だが、とりあえず購入してみた方がいいと思う。それをある程度履き続けたら他のシルエットのものにも興味が湧いてくるはず。何にでも合わせやすいテーパードの効いたストレートか細めのシルエットのジーンズからはじめてみては。また、ジーンズ1本でも決して安い値段(大抵1万円は超える)ではないので、別格に値段の安いユニクロのジーンズから買ってみては。